活動報告

医療活動を開始し、多くの患者さんに対応しました。

活動日:2020年7月13日
主な活動場所:熊本県芦北町
 

 

【本日の活動概要】
病院支援、アセスメント、会議参加

本日から本格的に医療支援を開始します。竹本医院は、被災地で診療を再開している数少ない医院の一つです。外来が増えているにも関わらずスタッフは休憩がとれていません。HuMAは医師、看護師、薬剤師を派遣しました。本日は、HuMA医師と薬剤師は外来診療支援、HuMA看護師は外来処置支援を行いました。

HuMA医師が担当した外来診療では、午前中の診療時間内で患者10数名の診察を実施しました。本来は近隣病院がかかりつけで処方を含めフォローされていますが、そのかかりつけ病院自体が水害により被災され診療が開始できない状況下にあるため、処方切れになった患者が薬を求めて受診するケースが多くありました。また、被災されて片付け中に熱中症になってしまった方が救急車で運び込まれたり、転院搬送が必要な方、命に関わることもあるアナフィラキシーを起こされた方など、次々と患者さんが来られました。

院長の往診中は、HuMAスタッフは、急患など対応出来るよう病院に待機しました。

また、竹本医院院長にアレンジして頂き、他医院に訪問し聞き取りも行いました。浸水被害により昨日まで休診していたとのことですが、施設の片付けを終わらせ、本日より診療を再開することが出来ていました。

被災された上に体調も崩された方々や医療スタッフの方々を、今後も支援していきます。  

Yahoo!募金(熊本県・鹿児島県豪雨による被災者への医療支援)はこちらから

 

院長の娘さん(薬剤師)と。
被災されて大変な中でも早くから診療を再開された
外来診療を行うHuMA医師と看護師

 

熱中症疑いの患者さんを診る浸水被害により昨日まで休診していた医院を訪問
水がここまで来たようである 

 

被災地の様子状況は日々変わります。
医療会議に参加するHuMA医師