活動報告

サテライトで救護所支援、また、地域巡回で地域住民の健康ニーズ調査・介入をしました。

活動日:2019年11月16日
主な活動場所:長野県長野市
 

 

【本日の活動概要】
災害ボランティア救護所、地域住民個別訪問をおこなった。  

【りんごサテライト・津野サテライト】
昨日同様、ボランティアの送り出時のゴーグル、防塵マスク装着などの啓発活動、休憩時や帰着時の手洗いうがいなどの感染予防策、サテライトのトイレ掃除や物資整理などの環境整備を継続活動として実施しました。HuMAは地区巡回に出向くため、今後は掃除や物品整備をボランティアセンター担当者が行うこととなりました。15時過ぎに戻り確認したところ、トイレも掃除され環境の悪化は見られませんでした。救護活動では、すり傷や切り傷、頭部打撲などに対応しました。

【地域住民フォローアップ】
津野地区、穂保地区にて巡回を行いました。赤沼北サテライトでは、アンカーボルトによる切創1名の緊急要請がありました。

①津野地区
独居老人宅を優先に7件訪問しました。土曜日のため、子どもや親せきが長野市外から訪れ家の片付けを行っていました。訪問した中で、借り上げ住宅に移る等で地域を離れることへの不安を話す方もいました。避難中の要介護高齢者の中には、利用していたデイサービスが被災により利用できず生活環境が変わったことにより症状が悪化している方もいました。現時点で受け入れ先は決まっていません。

②穂保地区
津野、穂保地区を担当する社会福祉協議会職員は、地域のコミュニティーがなくなることによる住民の精神的、身体的症状の悪化を懸念しており、早急に地域で炊き出しなどの会を開催したいと考えているそうです。しかし会場になる場所も被害が大きくすぐには使用できない状況なので、地区から3㎞ほど離れている柳原総合市民センター会議室に住民用休憩所を設置されました。そこには温かいお茶やお菓子、そして資料等がおいてあり、住民同士で話が出来る環境が整えられていました。

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本日のボランティア参加者数は1,825名でした。 

 

りんごサテライトに、救急セットを寄付としてお渡ししました物品準備を行い運営スタッフに引き継ぐ

 

うがいで感染予防を継続してもらう長靴の泥もしっかり落としていただきます

 

津野サテライトはかなり整理されてきた、が…土の床なので、こまめな清掃が必要

 

地域訪問では、被災者の方が被害のあったりんご園を案内してくださった津野地区を訪れるHuMA看護師

 

地域住民の健康ニーズ調査をする一軒一軒を丁寧にまわる