活動報告

HuMA撤収後も地元の方々で対応して頂けるよう、業務の引継ぎを行っていきます。

活動日:2019年11月22日
主な活動場所:長野県長野市
 

 

【本日の活動概要】
災害ボランティア救護支援をおこなった。

朝の会議では、避難所での灯油ストーブと加湿器の使用について注意喚起がありました。古いストーブを使用したり、灯油の燃焼量を「弱」にすると不完全燃焼が起こりやすく通常よりも多くの一酸化炭素が発生するとの共有がありました。加湿器は清掃を怠るとレジオネラ菌が蔓延するため定期的な清掃をするようにとのことでした。1か月前の戸別訪問中にHuMA隊員が対応し救急要請した方が心筋梗塞であったと、HuMAの対応について保健師の方から御礼の言葉を頂いたと報告を受けました。

【津野サテライト】
手洗い・うがいの準備及び指導は、社会福祉協議会(社協)職員が声を大きく出しながら対応されていました。薬液の希釈方法について、申し送りを加えれば、HuMA撤退後も対応継続可能と考えられます。 左手に傷を負った方がおり、社協職員から診療依頼がありました。すでに止血済みで腫れもないようだったので、受傷してから数時間経過の状態を確認しました。流水で洗浄し、消毒後に保護のため帰宅まで絆創膏を貼付するよう説明しました。

【りんごサテライト】
本日のボランティアの受付が落ち着いた頃に、HuMAの撤収後について社協担当者と話をしました。医療従事者でなくてもケガ人発生時の対応法が分かるようフローチャートを作成しましたが、それをお渡ししました。また、インフルエンザが増える時期なので、手洗いうがいの徹底をお願いしました。

社協の方が行なっている受付後の送り出しオリエンテーションで、HuMA看護師の方から帰着時に手洗い・うがいを行なってほしいことを追加説明しました。帰着時ボランティアの方が自主的に手洗いなどを行なってもらえるように掲示方法など工夫しました。今後は社協の方に追加説明をしていただければ、声かけのマンパワーも減らせると思われます。 ボランティア帰着時の様子を観察していたところ、手洗い・うがい共にほぼ声かけの必要がなく、ボランティアの方で自主的に行えていました。

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長野市北部災害ボランティアセンターの会議では、明日のボランティア参加は推定2,000人程ではないかとのことでした。HuMAは11月末で撤収するため、これまでの我々の活動内容と、それを今後は各サテライトで実施していただくことになることを報告しました。

 

津野サテライトにて、うがい薬を作るHuMA医師と看護師ボランティアの方々に自主的に手洗い等をしていただけるように工夫する

 

ボランティア帰着までに準備完了皆さんきちんとうがいをおこなってくれます