活動報告

防塵マスクの装着確認方法を明確に。

活動日:2019年11月24日
主な活動場所:長野県長野市
 

 

【本日の活動概要】
災害ボランティア救護所支援をおこなった。

【津野サテライト】
本日も個人防護のためのマスクの配布・装着指導とゴーグルの配布を行いました。ゴーグルに関してはレンタルにした使用済みのゴーグルを本日も利用して頂き、特に不満の声などもありませんでした。 マスクに関しては「きちんと装着するとゴーグルが曇らない」「トイレに行っても匂わない」と説明すると、トイレに行って確認してみてくれた方や「私、ゴーグル曇ってた。間違ったつけ方をしていたのね」と言ってくださる方もおられ、装着確認方法を明確にすることが重要であると思われました。

昼前に元長野赤十字の看護師さんが再度ボランティアに来られ、共にうがいの準備や指導、またトイレ掃除も行ってくれました。今後も時間があればボランティアに来てくださるとのことで、大変心強いです。

午後に複数の団体が視察に来られました。現在、医療ニーズはほとんどなく、衛生指導の活動と社会福祉協議会(社協)のお手伝いが主たる活動であることを説明しました。またマスクの装着方法が分からないということだったので、つけ方を教えました。

本日の傷病者は1件のみで、ボランティア作業中に上からぶら下がっているものに頭部をぶつけ出血された方でした。HuMA看護師が駆け付けた時には止血出来ており、傷は1㎝ほどの裂傷であったため消毒など手当をしました。破傷風の症状についての説明を行い、病院受診をして頂きました。 

【りんごサテライト】
昨日の土曜日に比べると人数は少なく、手洗いうがいに多少の声掛けを実施したのみで、積極的な指導は必要ありませんでした。夕方にジャグ内に残ったうがいの水を入れたまま片付けをしようとしていたのを見て、ジャグの清潔保持に対して疑問が生じたため、今後、うがい用のジャグの片付け方法を検討していく必要性を感じました。

ここ1週間、社協の方で住民のニーズ調査を行われていましたが、健康面の気になる方々に対しての医療ニーズのアセスメントを依頼されました。電話でのコンタクトを図り何名かとお話出来ました。いずれの方も現在は問題ないようでした。

救護所での傷病者対応は、風邪気味により感冒薬を希望された方1名でした。内服薬のお渡しは救護所では行っていない旨を伝え、作業中に体調が悪くなった際は救護所にいらしていただくようお話しし、さらに注意事項等もお伝えしました。この方に関しては、その後体調悪化はなかった様子で、救護所へ再度来訪されることはありませんでした。

【農業ボランティア:アグリながぬま】
本日も傷病者なし。うがい薬の作成方法シートを作りお渡ししました。

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長野市北部災害ボランティアセンターの会議では、昨日の心疾患を持った住民に対して社協に状況を伺ったところ、早急に医療的な支援は必要ないようでした。しかし念のため、ボランティアと共に訪問することを提案しました。ボランティアが来る時は確実に在宅されているでしょうし、頻回な訪問をする必要もなく、当住民の負担の軽減にもなるのではないかと思います。

 

朝のボランティアオリエンテーションの様子 うがい用の水を準備するHuMA医師

 

作業中に頭部をぶつけ出血された方を処置するHuMA看護師。屋内での作業でもヘルメットは必要かもしれません。念のため市民病院へ搬送してもらうことに 元長野赤十字の看護師さんが HuMA医師と共にトイレ掃除をしてくれた