活動報告

竹本医院での診療補助、および休日当番病院である宮島医院の診療支援を行いました。物資支援の配布も続けています。

活動日:2020年7月19日
主な活動場所:熊本県芦北町
 

 

【本日の活動概要】
病院支援、付近医療機関・施設での情報収集および物資支援をした。  

本日の天候は晴時々雨、夕方には強い雨が降りました。HuMAチームを増員し、いつものように竹本医院での診療補助、および7月19日の休日当番病院である宮島医院の診療支援を行いました。

宮島医院は佐敷川沿いにあり、川から溢れた水が腰高まで溢れてきたそうです。幸い診療所の中にはあまり入り込んでこなかったそうで、今は清掃も入って非常に綺麗になっています。しかし、いくつかの医療機器はまだ使用不能となっています。

宮島院長が復興のため大量の書類と格闘している間、多くの患者さんが受診され、HuMA医師2名、救命士、クリニックの看護師さんと対応しました。急性腰痛症、やけど、気分が悪くなり輸液を必要とする方もおられました。入院中の患者さんの爪切りなども含め、様々な症状に対応しました。周辺の家屋は泥水が侵入して、ボランティアの方々が暑い中泥かきをしていました。

竹本医院では、家が浸水してしまった認知症や在宅介護の高齢者を数名受け入れていて、通常の入院患者数より今は倍になっています。さらに土砂による交通不可で出勤出来ない看護師もいる中、常勤の看護師不足をHuMAが補っています。

調整員2名は芦北地区の避難所2箇所に支援物資を提供しましたが、現地の要望に即した物資配布で喜んで頂けました。 配布活動の傍ら、色々な所で要望確認や復旧支援に関する情報提供等も行いました。マスクやおしぼり、清掃用の手袋やビニール袋等がまだ不足しているようです。皆様のご支援を引き続きお願い致します。

Yahoo!募金(熊本県・鹿児島県豪雨による被災者への医療支援)はこちらから

 

7月19日の休日当番病院である宮島医院にて休日でも多くの患者さんが訪れる

 

竹本医院にて。
長期入院患者さんに対応するHuMA看護師
人員不足で多忙を極める竹本医院看護師と

 

地域で最も避難者が多い施設に
体温計やアルコールを寄付
避難者が増え、物資のニーズが高そうな避難所へ。
マスクやアルコールなどが喜ばれた