【本日の活動】
西岬地区にて独居高齢者の戸別健康調査をおこなった。
9/19 千葉県館山市西岬地区
館山市の災害対策本部内にある救護班のミーティングへ参加、本日の HuMA のミッションは、西岬地区の75歳以上の独居高齢者の自宅を訪問し、健康状態や生活で困っていることを調査することとなりました。福祉課のピックアップは日々進化しており、自宅は地図上に非常に分かりやすくプロットされていました。
民生委員が未介入の高齢者が候補となり、対象は15人でした。リストと地図を持って車で出発。道中で偶然に館山市広報担当の方と出会い、我々と同行することになりました。本日の天気は晴れ。日陰に入れば少し冷たくなった風が心地良く感じました。はじめに向かった西川名の対象は1人。不在でしたが、近所の方々に聞くと、車を運転しており元気とのことでした。75歳以上の高齢者でしたが、皆お元気そうで、支援に対して感謝のお言葉を述べてくれました。
次に向かった伊戸地区の対象は9人。予め区長さんにコンタクトをとり、状況が確認できていない3人と、リストにはなかったが区長さんが安否を確認できいない1人を調査することにしました。結果、独居は1人のみで、健康に問題はありませんでしたが移動の足がなく、風呂や買い物に行きたいとの要望がありました。不在の家は多くありましたが、近所の方に安否を聞くと返答がすぐ返ってくるような状態で、住民同士のネットワークの強さを感じました。
次に訪れる地区の区長さんに電話連絡しとたころ独居高齢者はおらず、皆お元気とのことでした。午後は、自衛隊が設置している風呂を見学しました。脱衣所、シャワー、大浴場と設備は充実していましたが、利用者が少ないようです。先に出会った高齢者の方のように、移動の手段がない、もしくは仮設風呂があることさえ知らない人は少なからず存在すると感じました。
道中、ビニールシートで覆われた家や屋根さえない家を見ました。被災ゴミも増えてきており、タンス、布団、食料、本など、つい1週間程前までは当たり前のように日常生活で使われていた物たちが今はゴミの一塊となっています。最後に富崎公民館を訪問。物、人、ライフライン、情報は日々充足しつつあり、地域の方や復興に携わる方々の努力を肌で感じた1日でした。
まだ支援を必要とされている方が多くおられます。活動継続のため、これからもみなさまのご支援をお願いいたします。
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今日も車と足で、戸別調査に。 |
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