活動日:2016年5月24日
阿蘇市保健センター、古城地域(戸別訪問)、阿蘇医療センター
【本日の活動概要】
古城地域の戸別全戸訪問、市保健課への引継ぎ資料の作成、阿蘇医療センターでADRO事務局会議、避難所にてアンケート配布を行った。撤収報告書を完成した。
朝から保健センターで多職種会議。引継ぎにあたっての資料整理について相談した。災害対策本部の決定で、自宅は損壊はないが安全面からの不安による避難の方は今月いっぱいで指定避難所からは撤収していただく方針となったことが前日に報告されていたが、避難者からの意見もあり、ひとまず撤去を延期する方針となったとのことであった。避難所は現在、冷蔵庫や扇風機などの電化製品が入り居住性は改善されている。
撤収報告書の草稿をやっと仕上げて東京のHuMAサポートチームにチェックをお願いし、古城地域の戸別訪問を開始した。古城7地区26戸を訪問。残りは6区のみとなった。我々が戸別訪問を行っている間に、HuMA理事長や担当理事が迅速な原稿チェックを済ませてくれたので、午後より最終報告書や感謝状の完成に取り組むことができた。細かい表なども多く体裁を整えるのに大変苦労した。
HuMAは人道支援活動を行うにあたり、活動に対する意見等を被災者の方が直接発信できるシステムが重要と考える。 Accountability、すなわち説明責任はHuMAが担うということで、切手を貼ったHuMA事務局宛の封筒と共にアンケートを配ることをほけん課より承認頂いた。夕食の時間にあわせて避難所を回りアンケートを配布し協力をお願いした。
明日は最終報告書の提出のため熊本県庁や保健所を訪ねる予定。阿蘇市の市長との面談も予定されており、最後まで気が抜けないミッションが続く。今夜からこちらは雨の予報であり、崩れている山の斜面が心配である。
第三次本隊はJPF様の資金ご提供によります。