お知らせ

平成28年熊本地震被災者医療支援 2016年4月26日

活動日:2016年4月26日
主な活動場所:熊本県阿蘇市阿蘇医療センター(ADRO)、保健センター(ADRO阿蘇支部)、一の宮小学校

【本日の活動概要】
阿蘇市保健センターにおけるADRO阿蘇支部運営、一の宮小学校における避難所巡回診療

本日からADROの朝ミーティングがなくなったため、出発は7時とこれまでより遅くなった。阿蘇入りするころ、活動開始後初めて晴れ間が見えた。8時に保健センターに到着し、8時45分からADRO阿蘇支部で連絡会議を開始し、本日も各チームから活動報告とそこからの保健医療ニーズの確認を行った。またHuMA医師による調整の結果、支援ナースや自衛隊の協力により地元保健師の24時間避難所常駐体制が解除され、彼らが本来業務に復帰できる目途がたった。数日でここまで交渉し実現にこぎつけたことを嬉しく思う。

引き続きADRO本部との連携業務を行っていたが、保健センター直近の一の宮小学校において、昨日発熱で他医療チームの巡回診療を受けた2名の患者のフォロー診察の依頼があり、HuMAチームが対応することになった。HuMA医師・看護師で現地に向かい、高齢男性と男子中学生を診察した。幸い2人とも解熱しており感冒と考えられ、インフルエンザや肺炎の疑いは低いと考えらた。また同時に保健師からも聞き取りを行った。この避難所には600人程度と阿蘇市では最多の避難者がおり、その分症状のある方も多いとのことであった。昼間は外出している人が多いが、夕方~夜にかけて戻って来て受診希望者が続出し、夕方~夜間の医療救護班の常駐を希望したいとのことであったこれに対する対応をHuMAとしても検討したいと思う。その後は引き続き支部運営業務を行った。

18時半~20時、チームリーダーの医師はADROミーティングに参加し、終了後チームと合流。帰路は濃霧で時間を要した。

本日より初動調査隊が現地入り、第0次隊と協力して調査、一部診療活動を行っていく予定である。

第0次隊派遣はHuMA自己資金で、本日スタートした初動調査隊派遣はJPF様の資金ご提供によります。
皆様の御支援宜しくお願い致します。 詳しくは左記メニュー「寄付のお願い」をご覧ください。