お知らせ

2017福岡・大分豪雨被災者に対する保健・医療ニーズの調査 福岡県朝倉郡東峰村における避難所運営支援事業

本隊 報告書

活動日:2017年7月16日
活動場所:福岡県東峰村

【本日の活動概要】
熱中症予防啓発に努めています。

12日から派遣されているHuMA看護師2名は本日で任務終了。新たに派遣された2名の看護師と引き継ぎを行い、帰路につきました。

災害ボランティアセンター巡回中、熱中症患者1名発生したので診察の依頼をしました。他にも熱中症患者が発生し、ボランティア活動を中止してもらったと報告がありました。ボランティアセンターの熱中症予防の飴が無くなったため、塩飴、タブレット、冷えピタ2箱(HuMA支援物資)を持参し、熱中症患者へ使用してもらうよう渡しました。外傷では、屋内の汚泥出し作業中に錆びた鉄に頭をぶつけた裂傷がありました。民医連のDr・Ns・事務と被災者のご自宅に往診に行きました。帰りの車の中で、昼頃に往診した熱中症患者の状態が悪化した為、宝珠山診療所へ連れてくるとの電話が民医連Drにあり、輸液を施行しました。

豪雨の被害によりいまだ十分に情報が伝わらなかったり支援が行き届いていない地区もあります。そういったところにどうアプローチするのか。「熱中症に注意しましょう」ではなく、具体的に注意点を啓蒙する。保健師さんの業務を整理し、手足となってサポートする。そういった活動は、ふだんイメージする医療とは少し異なるかもしれませんが、災害時には非常に大きな意味を持つと考えています。また、HuMAはこれまでの国内外での経験をもとに、そのような視点を持って地元の人たちの負担にならないような活動ができるよう努力を重ねていきます。

引き継ぎをしっかり行います日々、ミーティングにて情報を共有する