お知らせ

最後の入浴介助

地元医療の復興に向けて医療支援のバトンを渡すために、様々な機関と連携をおこなっています。本日はHuMAがずっと担当していた入浴介助を行う最後の日となりました。他の被災者の方が、「HuMAさん、今まで入浴支援されてましたよね。もしもHuMAさんが撤退されたら、今後はあの方は今後どうされるのでしょうか?」と尋ねてこられ、お話をしました。会話を通じて、いろんな被災者の方がこれまでのHuMAの様々な活動に注目してくださっていたことが分かりました。私たちはただ、被災者の皆さんが避難所で快適に過ごせるようにサポートしてきただけであり、その成果が周囲の方々にも認識され、こうしてお声がけいただけることがとても嬉しかったです。

そして、本日はHuMAの拠点として利用している保健室の復元のために片づけを行いました。ある程度進めた後、皆で養護教諭の先生を囲んでお話をしました。先生からは、珠洲の子供たちや学校事情、珠洲の過去から現在まで、震災にまつわる話から高齢化についての過去や現在、そして将来の話まで、様々な話を興味深く聞くことができました。

子供たちをはじめとした珠洲の方々の笑顔があふれる未来を見たい、そんな思いを込めて、活動をおこなっています。

 

最後の入浴介助

 

HuMA看護師、ラジオ体操指導中