今日もしんしんと雪が降り続けている珠洲です。
避難所の利用者の方々は、環境改善の要望を私達にポツリポツリと言ってくれるようになりました。朝一番にはダンボールベッドを希望される方がおられました。HuMAのメンバーだけでももちろん用意は可能ですが、地元の方々や、行政支援で訪問中であった福井県の支援メンバーと共に、ベッドを組み立てました。横浜の保健師チームも組み立てや設置に参加してくれました。設置完了時では皆やりきったお顔をされていました。快適な日常生活・療養環境作りの一助となったのではないかと思います。
そして、避難所以外にも私達の支援の場はあります。今日も巡回診療を行いました。以前訪問した時に、横になった状態で私達を迎え入れてくれた方が、もしかしたらずっと寝たきりなのではないかと思い、本日は医師・看護師に加えてリハビリテーションを専門とするHuMAロジにも同行してもらいました。身体の動きを素早くチェックして、ご本人とご家族に日々の運動のアドバイスなどを行いました。
一人一人専門性をもっているHuMAメンバーですが、今回のように多職種や多機関での連携・協力をすることで、更に力を発揮する事を感じた一日でした。これからも利用者の生活を陰ながら盛り立て、支え続ける支援者として頑張ります。