活動報告

みんなの希望、みんなの元気

HuMAはチームを分けて、珠洲市、そして七尾市の産院でも支援活動をおこなっています。本日は産院からの活動報告です。

入院患者は8名(うち1名新生児)でしたが、昼食前に褥婦と新生児の退院があったため午後からは6名の妊婦のみとなりました。 平時では帝王切開術後の患者さんは7日目に退院されますが、患者さんの希望により本日6日目での退院となりました。珠洲市に戻られるとのことで液体ミルクやペットボトルの水を予備としてお渡しし、新しい哺乳瓶も直ぐに使用できるよう急ぎ消毒を行いました。

褥婦さんからは、退院されることへの不安がありつつも、ご家族に会えることへの安堵感がみられました。また担当されていた助産師さんが赤ちゃんに、「みんなの希望、みんなの元気だね」と声をかけられており、地震後に誕生してきた新しい命が病棟スタッフにとっても心の支えになっていたことが伺えました。

現在、産婦人科病棟は閉鎖されており、検査部に間借りしながら産科の患者対応をしているため、産院スタッフには平時には発生しない業務や負担がかかっています。さらに日曜日のため看護補助者も不在であることからリネン類など不足しているものもあり、適宜補充を行いました。 バイタルサイン測定、沐浴の片づけ、ベッドメイキング、床掃除、安静度の制限がある患者の買い物の付き添いなど、他にも多くの業務をおこないました。少しでも産院スタッフの負担を軽減できたらと思います。

みんなの希望、みんなの元気