多くの搬送をおこなった日でした。
昨日点滴した脱水患者を診察しましたが、血中酸素濃度の低下もあったので救急車で搬送しました。気胸合併だったとのことで、つなげられて安心しました。また避難者でパーキンソン病で治療中の方が、日常の動作が困難となり喀痰も増えているとのことで診にいきましたが、発熱があり、肺炎疑いで搬送しました。
低栄養、脱水、肺炎疑いの患者 | パーキンソン、肺炎疑いの患者を救急搬送 |
「土砂崩れが迫っている自宅に滞在中の夫婦がおり、健康状態ふくめて確認してほしい」という連絡が役所経由で医療本部にありました。向かってみると、土砂が外壁まで来ている家に70代夫婦がおられました。夫が認知症で、妻も足腰が弱く、避難所での生活が困難なために自宅に滞在していたそうです。健康状態は問題なさそうでしたが、食事は満足にできていないとのことでした。関係部署に連絡の上で搬送を行いました。
他団体からの報告によると、精神疾患で搬送もあったとのことで、医療面もまだ落ち着きそうにありません。