お知らせ

いろんな方々のご支援で活動が成り立っています

珠洲市内の避難所では、診療、訪問診療、メンタルケアの対応を本日もおこなっています。コロナやインフルエンザの感染リスクもあります。感染対策として、室内換気、手指衛生、消毒を実施すること、また、定期的な換気を実施するために、全館放送で呼びかけをするように提案しました。

長きにわたるご縁に感謝

午前中は診察を行い、午後は避難所の換気と手すりなどの清掃を、公益社団法人日本山岳ガイド協会(以下、山岳ガイド協会)の方々と協力して行いました。現在、HuMAの医療支援活動には、山岳ガイド協会の方々が参加してくださっています。HuMAの理事の一人が山岳ガイド協会の理事も務めており、元々は故HuMA理事が山岳ガイド協会の会員であったことからのご縁で、2011年の東日本大震災でも生活面を中心にHuMAを支えてくださいました。今回も、我々医療従事者が効率的に活動できるように協力してくださり、本当にありがとうございます。

我々の医療活動中に、拭き掃除と換気をして回る山岳ガイドさん

暗く寒い中でも、清掃を続けてくださる

 

救護所の避難者のご協力

被災地の電波状況は芳しくなく、救護所でも電話やインターネットがつながりにくい状況でした。しかし、このたび救護所にスターリンクが設置され、接続方法を確認していたところ、ITに強い避難者の方から助けをいただき、すぐに使用可能となりました。おかげで、電話やインターネットがつながりやすくなり、現地の状況を速やかに共有できるようになりました。

被災地、まだ十分な支援が届かない場所も

HuMA産婦人科医と助産師が支援している産院では、本日、ストレスがあると訴えのあった17週目の妊婦への電話診療を行いました。また、妊娠糖尿病の妊婦さんへの採血結果説明や心理的ケアも行いました。この産院には、珠洲市・輪島市・穴水市の妊婦さんが通院しています。HuMAでは、これらの妊婦さん全員に電話で所在地と動向確認を行っています。

この地は、医療過疎地域で慢性的な人手不足です。今回の災害で手術と外来と分娩が同時に重なると人手が足りなくなるタイミングが危惧されています。先生方や師長さんは休みなく出勤し、疲弊が心配です。産休に入る助産師もいるため、少しでも短期間でも人手を確保したいと考えていますが、人員確保が難しいようです。

他の地区では、未だ地区までの道路が開通しておらず、自衛隊車両でのみ通行可能な場所があります。また、ライフラインが不足している地区、電気が不通の地区、ビニールハウスでの避難所生活をされている場所もあり、保健師などの介入が進められています。

活動の様子

慢性心不全の患者を搬送災害処方箋で届いた処方を避難者に届けるHuMA看護師

 

発熱患者に説明を行う。現在、夜間診療はHuMAのみ対応中コロナ隔離の発熱1歳児を往診