今日もHuMAは珠洲市での救護所活動と並行して七尾市にて産院支援をおこなっています。自然分娩の妊婦さんの分娩介助をしました。元気な赤ちゃんが産まれました。
本日は二件の分娩がありました。頻回にくる陣痛に苦しんでおられたため、HuMA助産師が陣痛緩和ケアを開始。呼吸法など指導し力を抜くように促すことで、スムーズに分娩が進行しました。分娩設備がない内視鏡検査室で妊婦さんの管理をしているため、ふつうのベッド上で側臥位で分娩するスタイルです。側臥位での分娩は経験が必要ですが、赤ちゃんの全身状態も非常に良く無事に産まれました。
珠洲市で活動するメンバーは、避難所での診療、訪問診療を行いました。多くの団体と協力して支援を進めます。モバイルファーマシーの薬剤師と施設を訪問し、現地責任者とミーティングを行いました。また、現在の避難者生活継続が難しそうな精神疾患を持つ避難者について、精神疾患を持つ避難者の今後の対応について徳島DPAT(災害派遣精神医療チーム)と調整しました。
救護所ではまだまだ患者の来訪が絶えません。プロパンガスで熱傷を負った人は、毎日洗浄して傷の状態を観察しガーゼ交換を行っています。
夕方、余震がありましたが、全員無事です。