活動日:2020年7月25日
主な活動場所:熊本県芦北町
【本日の活動概要】
令和2年九州豪雨被害に対する支援活動報告書を関係機関に配布した
本日でHuMAの熊本支援活動は終了です。HuMAはいつも撤収前に、これまでの我々の活動内容と提言などを記した報告書を作成し、活動を支えてくださった方々にお渡します。 昨日に引き続き、今回のミッションでお世話になった行政機関ならびに医療機関を表敬訪問し報告書を提出しました。
この度の豪雨で亡くなられた方々のご遺族にはお悔やみを申し上げますと共に、被災者の方々には心からのお見舞を申し上げます。HuMAは7月9日から初動調査チームを熊本県に派遣し、熊本県南部の葦北郡芦北町で災害医療支援のニーズ調査を行いました。被災医療機関では、職員が瓦礫の片づけなどを行っており、本来の医療サービス提供に必要な人員の確保が難しくなっていました。
そこで7月12日から、被災した有床診療所での外来診療や入院患者の診療支援のために医療チームを派遣しました。また新型コロナウイルス感染症対策のために必要な体温計、マスク、ガウンなどの資器材のニーズを認めたため、芦北地区の医療機関、高齢者福祉施設に、ジャパン・プラットフォーム様および緊急災害対応アライアンスSEMA様を通じた企業による寄贈品、HuMAへの直接の寄付で購入した医療資器材等を提供しました。併せて厚生労働省による災害復旧費補助金制度等をまとめた資料を提供し、早期復興の一助となることを目指しました。
約2週間の活動を無事終えることが出来たのも、多くの皆様のご協力のおかげです。心より御礼申し上げます。
日々の支援活動報告は こちらから御覧になれます。
今後もこの被害を受けた地域の復興に役立ててもらうべく、ご寄付は引き続き募集しています。
これからも応援を宜しくお願い致します。
Yahoo!募金(熊本県・鹿児島県豪雨による被災者への医療支援)はこちらから
診療所の看護師不足という課題に関して話し合う 竹本医院院長先生とHuMA医師 | エコーの引き渡しと説明を行うHuMA医師 |
県庁での対策本部にて撤収の挨拶をする |