活動報告

眼科機関での休日診療支援や被災地訪問をしました。

活動日:2020年7月23日
主な活動場所:熊本県芦北町
 

 

【本日の活動概要】
眼科機関での休日診療支援、付近施設に物資支援、被災地訪問をした。  

本日は海の日で連休の初日であり、休日診療当番医の眼科機関にて診療応援を行いました。当番医が眼科医ということで、休日の急患は少ないと聞いていましたが、高齢者と10代の患者の診察と年齢層は幅広くありました。

まだこの地域では休日に開いている薬局がありません。当眼科機関の最寄りの薬局は本日開いていましたが、眼科で使用する薬品以外はほとんど置いていませんでした。眼科医が当番医にならなければならない現状を改めて感じさせられました。

物的支援では、本日は芦北町の介護施設2か所に支援物資を配布しました。

また、被災地の2か所、芦北町佐敷地区および芦北町の避難所を訪問しました。芦北町佐敷地区は、佐敷城の城下町であり木造建築の建物が多く存在しています。佐敷地区の様々な場所で、建物内に侵入した泥やゴミを掻き出す作業が続いていました。また、建物の壁には大人の背丈以上まで水が上がったことを示す痕跡が残っていました。被災者の方によると、豪雨で佐敷川が氾濫した際には家の1階が完全に水没したとのことでした。

これまで2回の物資寄贈を行った避難所では、入り口にはHuMAのシールが貼られたアルコールボトルが設置されていました。避難所の管理者からは、多くの団体のおかげで医療支援や物資は十分足りていると感謝のお言葉を頂きました。また、施設近くでは50個の仮設住宅建設が始まっており、基礎工事が行われているところでした。

医療チームだからこそ必要なものがよく分かり、早く手配できる場合もあります。
Yahoo!募金(熊本県・鹿児島県豪雨による被災者への医療支援)はこちらから

 

グループホームにて物資供与するHuMAスタッフマスクはまだまだ必要とされている

 

サーマルチェッカーを組み立てているところ避難所の担当者からお話を伺う

 

被災した芦北町立図書館被災地の様子