活動日:2016年4月23日
主な活動場所:熊本県益城町および阿蘇地域
【本日の活動概要】
本日は2チームに分かれ、1チームは益城町エリアの情報収集と益城町保健福祉センターにある救護所の夜間診療を行い、もう1チームは阿蘇地域を管轄する阿蘇地域災害保健医療復興会議(ADRO:ASO Disaster Recovery Organization)を訪問して情報収集を行った。
【益城町医療本部@益城町保健福祉センター(はぴねす)の状況とニーズについて】
益城町医療本部の調整機能や避難所全貌の把握が出来ているかなどチェックした。夜診のニーズ に関しては、はぴねすでは自衛隊が夜診を行っており、昨晩HuMAも一緒に夜診をし約20名程の患者がいたが、医師1名で対応可能のようであった。避難所環境の改善についてはニーズは大きく、HuMAとしては関わる意義が大きい。
【阿蘇地区の支援に関して】
4月22日、ADROが立ち上がる。阿蘇医療センターに事務局を置き、保健所所長を組織長としており、現時点はDMATがサポート。ADROは、2、3か月の活動期間を予測している。阿蘇地域では現在感染症(とくにノロウイルス)が蔓延している。
阿蘇医療センターと熊本中央病院に血糖測定に必要な針とインスリンを寄付した。医薬品も被災地に届き始めてはいるが、実際に必要としている患者さんの手元まで早く確実に届く方法を考えていきたい。
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阿蘇地区の様子 | 寄付を行った |