HuMA関西勉強会

HuMA関西勉強会を紹介します(2023.09.23)

2023年9月にHuMA研修事業の一環として、関西在住の有志のメンバーが災害医療の勉強会を企画・実施しました。今後も定期的におこなっていく予定です。記念すべき第一回の勉強会の内容をご紹介いたします。

第一回HuMA関西勉強会
2023年9月23日(土) 14時30分~17時 阿倍野市民学習センター 第1研修室(あべのベルタ3階)

内容
・「難民支援医療あれこれ―裏話も―」 講師:HuMA初代理事長・現顧問 鵜飼卓先生
・グループ討議 “HuMA関西勉強会のこれから”

今後の研修会や勉強会に向けて、どのような災害医療の知識、スキルをどのように深めていくのかといったテーマでのディスカッションを行いました。

関西以外にも関東や中国・四国地方から、開催直前の告知にも関わらず20名の方々にご参加いただきました。

鵜飼先生より、カンボジア難民支援、エチオピア干ばつ国内避難民支援などの活動をお話しいただき、会員でなければ聞くことのできないウラ話も伺うことができ、改めて刺激を受けることができました。グループディスカッションでは、今後のHuMAや個人の活動について考えていただき、多くの貴重なご意見をいただきました。またディスカッションと懇親会を通して、会員同士の交流を深めることができました。

最後に、高校生の参加者からいただいた感想をお伝えいたします。

私は今年、水害にあった秋田県と山口県で災害ボランティアに参加したことにより、災害の恐怖を実感し、誰かのために役立ちたいと言う気持ちがとても強くなりました。また、看護師である母より、HuMAのミッションでコロナ重症センターに派遣された経験や今までの経験を聞いており、最近医療の道に進んで行きたいと決意したため、この勉強会に参加させて頂きました。

鵜飼先生のお話では海外での過酷な現場の経験談を聞き、支援を必要としている人に必要な支援をする事が大切だという事が私の中にとても残りました。そして、必要としているだろうと押し付けの支援ではならない事、やりたい事とやるべき事は違う、という言葉を胸に刻んでこれからに生かそうと思いました。

グループワークでは、HuMA関西勉強会の課題を医療に携わっておられるプロフェッショナルな方々が真剣にディスカッションされており、私もその輪に入らせて頂きました。私にはまだ少し難しかったのですが、具体性を持って話し合う事の大切さを学びました。

今回の研修を通して知らない世界に触れる事ができ、気持ちを奮い立たされました。まずは高校でもっと勉強に励み、早く先輩方の様な医療者になりたいと思います。そして、HuMA関西勉強会にこれからも参加して、知識と感性を深めていきたいです。

 

関西の記念すべき第一回の勉強会で、僕は高校生ロジとしての参加をさせて頂きました。

今回の勉強会参加者は、ほぼ全ての方が医者、または看護師でした。ですが、将来医者になるかもしれない学生や救助活動に興味を持っている人など、幅広い職業の方がこの勉強会に参加しても興味を持ってもらえる内容だと思いました。

また、今回は「HuMAの活動を知る」という、HuMAについてあまり詳しくない人に向けたプログラムもありましたが、派遣経験者の方も多く参加されていました。

よって懇親会では、普段聞くことのできない看護師目線のお話があったり、勉強会では詳しく聞けないような現地で起きたハプニング、現地での小ネタなどを聞くことが出来たので、大変参考になりました。派遣未経験の自分にとって、とても有益な体験になりました。

第二回目の勉強会でも、スタッフとして参加します。これからも自分が出来ることをやっていきたいと思います。

 

次回のHuMA関西勉強会は、12月9日(土)に大阪市内にて開催の予定。準備を進めております!

 

第一回勉強会開始! ベテラン派遣者からのコメントは貴重

 

 

鵜飼先生の講話 ディスカッションが活発に行われる

 

高校生もロジとして頑張りました ご参加ありがとうございました