NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)/HuMA主催
2019年8月3日
日本体育大学横浜健志台キャンパスにて
【内容】
「途上国におけるファーストエイド: 心肺蘇生法及び外傷対応・止血を中心に 」
講義・ワークショップと実技研修、質疑応答
日本ではNGO向けのファーストエイド研修が実施されておらず、しかし、その需要は高いことを背景に、2018年よりJaNISS(NGO安全管理イニシアティブ)とHuMA(災害人道医療支援会)は、途上国で活動するNGO向けのファーストエイド研修を開催しています。
今回は、日本体育大学保健医療学部救急医療学科の協力のもと、初級編を開催しました。
本研修では、どのような環境でも最低限必須となる心肺蘇生法、外傷対応、止血及び救急時の記録のとり方について、知識・技能の習得を行った後、短い実技演習を行いました。
指導と監修は、HuMAやJICAのJDRで海外での活動経験も豊富な医師、救急救命士が行いました。海外などで活動するNGOスタッフが、万一現地で急なケガに見舞われたら?人通りが少なく病院も遥か彼方の場所で、倒れている人を発見したら?そんな急な大怪我や急変にも落ち着いていて対応できるよう、人形を使ったり実際に体を動かしながら学んで頂き、大変有意義な研修になったと思われます。
今回この研修を開催するにあたり、協力して頂いたJaNISS様、日本体育大学救急医療学科の方々に心より感謝いたします。