活動報告

行政の負担を軽減すべくサポートを

【本日の活動】
医療行為だけでなく、多忙を極める行政の負担を軽減すべくサポートをおこなう。

9/2 佐賀県杵島郡大町町
大町町総合福祉保健センター 美郷(避難所)
杵藤保健福祉事務所(杵藤地区保健医療調整本部)

朝の医療関係者会議において、課題となっていた避難者数の確認方法について議論を行いました。 受付での人数確認だけでは実数と乖離するため、ベッドマップ実数調査とのすり合わせを行うことにしました。 現時点では、全体のスペースから何人くらいが入居できるかキャパシティが把握しづらく、ベッドコントロールも出来ていないので、今後の避難所の統合について検討し難い、という問題提起を行いました。

医療系外部団体のボランティア希望や炊き出し希望の受付は、HuMAが一元的に電話を受けて話を聞き担当者に話を繋げます。本日も炊き出し希望、整体、鍼灸、アロマセラピーのボランティア希望について詳細を伺い、担当課に繋ぎました。こうした活動によって、多忙を極める行政の負担を軽減しています。本日は電話対応に多くの時間を費やしました。他には、保健師に同行し、在宅酸素を受けている男性の診察も行いました。

午後の避難所運営会議でも多くの課題について話し合いました。まずは避難所運営の組織作りについて、我々から行政に提案し、作成したひな型について検討してもらうこととなりました。避難者の健康問題では、透析を行っている避難者の食事(栄養)について、在宅酸素療法を受けている男性が入浴できていない件について話合いました。 在宅被災者については現時点では全く情報が集まっていない状態です。避難所の避難者の状況をまとめて、早急に在宅被災者についての調査も必要であると思われました。 現在、市の職員が交代で避難所に泊まり込んでいますが、看護協会の支援ナースを要請して、サポートのお願いをしました。

明日からは医療団体としては、主にHuMAのみ継続支援を続けることとなりました。

*FM802のHPでHuMAの九州北部豪雨災害に対する災害医療支援を紹介されました!

段ボールベッドは避難者に大変喜ばれた避難所設営に勤しむHuMA医師
外部支援団体の対応はHuMA医師が他団体と協力して活動を行う