お知らせ

2013フィリピン台風ハイエン被災者医療支援 2013年12月7-8日

第二次本隊 報告書

2013年12月7-8日・フィリピンレイテ島Ormoc市

【本日の活動概要】
診療はお休みなので、診療報告はありません。

週末は地元のRHU医師・看護師もお休みです。 地元の医療スタッフの休養のため巡回診療は行わず、緊急で医療が必要な時には声をかけて貰えるよう連絡先を渡しています。

Helath クラスターミーティングが開かれるOrmoc City Hallの2階にあるOn-Site Operations Coordination Centre (OSOCC)では自由にプリンター・ スキャナが使えます。ミーティングのあった木曜日には扉や窓が壊れていましたが、 今日行ってみると板で応急処置され、エアコンがつき、快適空間に変わっていました。いつもはにぎやかなOSOCCも週末は閑散としており、 ここにお邪魔してコンタクトリストの更新、データファイルの整理など事務作業をすすめました。

Ormoc City Hall事務作業が快適に進められ助かります

また、今後の活動で必要となる薬剤の調達を行いました。いつも担当してくださるお店の方は、Taclobanから2時間車で通勤されているそうです。現地の薬局利用で非常に気を付けなければならない、多くの薬剤購入が買占めに当たらないかという点ですが、マニラやセブからの流通があり問題ないといっていました。しかし、この点に関しては今後、確認を続けていくことになりました。

薬局にて薬剤管理を行うHuMA看護師

HuMA看護師らが来週の診療活動のため、薬剤リストの更新や診療資機材の整理・充電等準備を進める一方で、医師と調整員がOSOCCにて事務作業をしていました。雨漏りをしているOSOCCで数時間作業した結果、様々な資料を作ることができましたが、ホテルの許可を取り、その資料をホテルの1室の壁に貼り付けHuMA現地災害対策本部として立ち上げました。午後には日本から三次隊医師1名が到着し、申し送りを行い本日の活動は終了となりました。

HuMA調整員の粘り強い交渉により、本日からエアコン付の4WDが2台手配できました。これで活動の場がますます広がることと思います。

*8日は二次隊の医師1名と看護師2名が無事帰国。入れ替わりで三次隊の医師1名が、現地入りをし、本隊と合流しました。