お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年4月14日

2015年4月14日・Efate島Port Vila

【本日の活動概要】
Vila Central Hospital(VCH)でER診療を、また撤収作業を行った。


午前中は雨だった が午後から雨は止み活動しやすい天気となった。 朝7時からOXFAM(緊急支援活動などを行う団体)でのNGOミーティングに参加した。以前巡回診療したTakara村の教師がFirst aidの講習を希望している旨を伝え、引き続きフォローしてもらえることになった。そのあとHealth Cluster Meetingに参加した。

雨が降るとあっという間に道路に水があふれるOXFAMでのミーティング風景

VCHでのER診療は午前中のみ行った。雨のためか昨日ほど患者は来院せず、落ち着いたまま時間が過ぎた。病棟ですれ違ったバヌアツ人女性が日本語で「おはようございます」と声をかけてくれた。北海道に6年間留学していたそうで、我々の支援に対して上手な日本語で感謝の言葉を頂いた。院内には日本製の機器もあり、日本とバヌアツとのつながりをたくさん感じる事ができ、支援できたことを嬉しく思った。

昼にはTanna島に出向いていたHuMAメンバー2名がEfate島に戻ってきた。Tanna島では通信状況含め環境が悪かったが衛星携帯で連絡を取りつつ、Lenakel病院でしっかり一般外来診療を行って無事に帰ってきた。

Lenakel病院腹痛患者をエコーでチェック
Lenakel病院ナースと島は通信環境が悪く、衛星携帯が唯一の手段だった

午後からは三次隊が全員そろい、現地に提出する最終報告書の作成、資機材、寄付物品の確認を行った。作業を行いながらお互いの活動を報告し合い共有し、今回の活動を振り返った。

明日はお世話になった方々に感謝を伝えた後、バヌアツを発つ。め、抜けた穴をうめるべく一般診療の支援を行い喜ばれた。Tanna島チームは明日Port Vilaに戻り三次隊全員が再び揃う予定。