2015年4月12日・Efate島Port VilaおよびTanna島
【本日の活動概要】
Vila Central Hospitalで休日ER診療を、またTanna島のLenakel Hospitalで支援を行った。
本日はトロピカルストームの影響でずっと曇り空が続き、ときおり激しいスコールもみられた1日であった。 日曜日は現地の看護師が休みで巡回診療を行えないこともあり、Vila Central Hospital(VCH)でのER診療を手伝った。
平日準夜勤、夜間帯や休日では、ERは看護師2人が対応している。医師はon call体制で病棟のDrが担当となり、看護師が診察が必要と判断した場合連絡となる。本日は2ヶ月前にキューバからバヌアツにきたDr.Anaが担当だった。一般病棟で働いているAna医師は、病棟には普段感染症や飲み過ぎによる肝炎の患者が多く、サイクロンの後は怪我の患者が増え、一時は外科病棟から術後の患者がまわってきていたと話していた。
現在はサイクロンに関連して受診する人はほとんどおらず、本日の午前中はめまい、腰痛等比較的落ち着いた患者が多くみられた。夕方には腹痛で来院した患者が緊急手術になったりと忙しく過ぎていった。看護師は、症状からどんな疾患が考えられるかなど色々質問してきたり、大変熱心に働いていた。
VCHはホテルからの距離も近いため、巡回診療時のような移動の疲労がなく、撤収のための準備を集中して行うことができた。Tanna島のLenakel Hospitalは本日は落ち着いていた。 後残りわずかとなったが、可能な限り支援を続けていきたい。
 | 勉強熱心なナースと |