お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年4月5日

2015年4月5日・バヌアツEfate島Siviri, Port Vila

【本日の活動概要】
Villa Central Hospital視察、Saama村での巡回診療を行った。

本日もうだるような暑さの中、明日のイースター祭りが行われる予定のSiviri村を訪問した。Siviri村はPaunangisu health centerの少し手前にある人口200人ほどの村で、目の前に紺碧の海が広がるとても美しい島である。ここのリーダーに、HuMAが災害時医療支援を行う団体であること、明日のイースター祭りに参加し予防衛生・健康増進活動を行う旨快く了解して頂いた。バヌアツの健康教育教材であるIEC packageに基づいて、手洗いや歯磨きの重要性を寸劇を交えながら分かりやすく説明する予定。日本とバヌアツの相互文化交流の良い機会になればと思う。

Siviri村の風景

ポートビラのホテルに戻ったのち、バヌアツ看護学校で教員をしているJICAボランティアの方より、バヌアツにおける災害看護教育の実態について話を聞いた。現状ではオーストラリアが中心的な役割を果たしているということであったが、災害分野における豊富な人材を有するHuMAが今後中長期的にバヌアツに貢献出来る可能性について意見を交換し、本ミッション中に校長先生との面会をお願いすることになった。HuMAが出来る様々な形での災害支援を模索している。

夕方にはいよいよ三次隊が到着し、現地青年海外協力隊の方々と顔合わせを行った後、チームミーティングにて今後の活動方針について確認し合った。マンパワーをフルに活かして、バヌアツの方々のためにより一層頑張っていきたい。