お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年4月2日

2015年4月2日・バヌアツEfate島Imere

【本日の活動概要】
Imere Health Centerにて診療支援を行った。

朝8時よりImereのhealth centerで診療を開始し、40人強の患者を診察治療した。風邪や筋肉痛の患者が多いものの、サイクロン後の片づけで負傷した傷が感染創となっている患者も多く、切開排膿などの外科処置を行った。

現地看護師2名と協働しながらかなり効率のよい診察が出来た。午後からは患者が減ったため、子どもを中心に患者との交流や、現地看護師と情報交換を行った。我々の来訪は看護師たちに大変歓迎されたが、やはりPaunangisの方が恒常的に人手不足で忙しいとの情報がImereでも聞かれた。

Imere health center

今後は週一回程度のサポートに来る予定であることを伝えてPort Vilaへと帰った。 日本から到着した二次隊メンバーを迎えに行き、そのまま保健省へ向いEfate島担当者との面談を行った。 また、お世話になっている青年海外協力隊メンバーへの顔つなぎを行った後、全体ミーティングをした。本格的な引継ぎは明日とし、二次隊メンバーには疲れた体を休めてもらった。

バヌアツは一次隊が到着した1週間前と比べて雨のたびに新しい芽が育ちどんどん緑を取り戻している。この一週間で住民の明るさと共にバヌアツの自然の息吹を感じて過ごしてきた。忙しく疲弊した毎日ではあったが、明日日本へ立つことを思うと名残惜しい気さえする。しっかりと二次隊に引き継いで、ミッション終了までHuMAとして一貫性のある支援ができるように心がけたいと思う。