お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年3月26日

2015年3月26日・バヌアツEfate島Paunangisu、Emao島

【本日の活動概要】
首都Port Villaで本体受入れに必要な事務手続きを行い、本隊の活動地となる Paunangisu Health Centerでの診療の手続きを確認した。またEmao島診療所にて情報収集を行った。

医師と看護師各1名は朝8時に出発し、HuMA本隊が活動する予定地、Paunangisu Health Centerに向かった。 Paunangisu Health Centerでの診療の手続き(診療録、処方箋等)を確認した。

続いて昼過ぎにはEmao島へ診療所の看護師と共に向かう。所要時間は1時間で波が激しく全身びしょ濡れとなった。 Emoa島の診療所の看護師に状況を聞く。飲水は雨水を煮沸して使用しており、ここは元々電気はなく冷蔵機能(Cold chain)もない。水、食料、シェルター、蚊帳のニーズが高いとのことである。蚊帳はNgunaやEmao島には配布されていない。建物の倒壊甚大であり、700強の人口の多くは2つある小学校のうち損害の少ない一つの小学校に避難している。緊急的医療ニーズは少ないが、避難所生活のため、麻疹のワクチン接種は喫緊の課題である。Emoaには平時は2つのAid Post、1つの診療所があるが、サイクロン後はAid Postは1つのみとなっている。既にSave the Children、赤十字が水、食料の配布に支援にきている。

ロジは朝から、本隊活動に必要な書類の準備をホテルにて行っていた。昼以降はVanuatu National Disaster Management Office(NDMO)にて1次隊メンバーの登録を行い、 保健省にて必要書類の提出を行った。また保健省担当者と打ち合わせを行い、HuMAは現地の状況や保健省からの要望に応じて活動する事を約束した。

ロジは一次隊受け入れ準備に大忙し
本日本隊(一次隊)が現地へ出発