お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年3月25日

2015年3月25日・バヌアツPort Vila

【本日の活動概要】
他機関にこれまでの調査報告をし、協議の結果、正式に本隊の活動地をPaunanguisで決定した。

調査結果からは、患者数は増加していないものの、食料不足、安全な水の不足など公衆衛生上の危機が存在しており、今後、感染症や下痢症などの患者が増加される事が判明した。また、麻疹の予防接種が十分に行き届いていない事が判明した。また既存のhealth facilityが脆弱であるため、住民への医療サービス提供に一部支障が出ているが、緊急医療支援が必要な状況ではないと思われる。ただし、災害発生後、もともと少ないスタッフで診療を継続しており、スタッフの疲労が問題となっている。また、スタッフ居住用に入院病棟を使用しており、health centreのハード面の修復が喫緊で必要とは思われる。

Health cluster meetingの様子色々アドバイスを頂く

Health cluster会議および、公衆衛生局の担当者との協議の上、保健省からNorth Efate( Shefa州, Zone2)への本隊派遣の要請を得たため、本隊派遣に必要な準備を今後初動調査チームが引き続き行う事となる。

明日から一次隊が現地入り。活動地が決まり一安心。