お知らせ

2015ネパール中部地震被災者医療支援 2015年6月2日

2015年6月2日・ネパール連邦民主共和国 Sindhupalchok郡のRamche

【本日の活動概要】
RamcheのPHCで診療活動、ヘルスクラスター会議にも参加した。

いつものように8時に出発。本日は震災以降休みなく泊まり込みで働いていた病院のスタッフに休んでもらえるように、基本的には自分たちだけで診療を行った。創傷関連の受診はここ数日では少なめであったが、それでも縫合が必要なケースもあった。合計で54名の診療を行った。14時にはほぼ受診者はいなくなり、医薬品や資機材の整理と確認をするチームとSindhupalchok地域で行われるヘルスクラスターミーティングに参加するチームの二手に別れた。

明日で診療も終わりなので、Ramcheに残ったチームは持ちかえる物や寄付する物の整理や数の確認などを行った。

ヘルスクラスターミーティングはRamcheから1時間半ほどかかるDistrict Hospitalで行われたのだが、狭い山道を登って登って登ってやっと辿り着いた。この病院自体もかなり被災している状況であった。建物の再建についても話題になった。Dr. Sagarには感謝の意を表し、我々の活動の引き継ぎ方法や撤退の方法について確認をした。幸い、他団体が我々のサイトに興味を持っていて、引き継ぎの有力候補と思われた。会議の途中で近くでヘリコプターの墜落の情報が入った。

ホテルに戻ったのちは本日休んでもらったRamche PHCの病院スタッフ、そこからの主な患者紹介先になるDhulikhel病院のスタッフ、われわれのドライバーを交えて親睦会を行った。