2015年5月24日・ネパール連邦民主共和国 Sindhupalchok郡のRamche
【本日の活動概要】
RamcheのPrimary Health Centerで診療活動を行った。
晴れ。昨日夕方の雷雨が嘘のように晴れ上がった暑い一日。一次隊に見送られて初の単独ミッションに出かけた。本日は日曜日であるが、ネパールでは休日ではない。患者数は80名。殆どが震災とは関係のない病態での来院であった。受付時に整理券を発行したことにより診療の流れはスムーズであったが、近所で発生した交通事故の負傷者(全員自力歩行可)が一度に来院したため一時混乱した。Primary Health Center(PHC)医師の助力もあってすぐに混雑は収拾した。
本日も外科的処置を要した患者が何名かおり、そのうちの1名を昨日サイトに持ち込んだテントの中で行った。野次馬から隔離することが目的であったが、テント内は大変暑かったもののプライバシーの確保とハエからの隔離ができた。もう一名女性の腹部超音波もテント内で行った。
PHC医師は震災後一日も休日をとっておらず、休養してもらうことを再度提案したが、当PHCは建物倒壊の恐れがあるため暫定的な移転が計画されており、彼らはその仕事をする必要があるとのことであった。今後もう少し話し合う予定である。
朝、サイトに到着直後に体感できる余震があったが、現在のところ重篤なものは経験していない。
![]() | ホテルからPHCに至る道路で車内からのスナップ。 地滑り、建物崩壊の瓦礫等が道路を塞ぎかかっている。このような現場があちこちで無数に認められている。 |