お知らせ

JICA2016年度市民参加協力事業「ホップ!ステップ!!国際協力」 バヌアツ国エフアテ島医療能力向上プロジェクト事前準備調査 2016年9月6日

2016年9月6日
活動地:Tanna島のGreenhill health center, Lounatke aidpost, Jet dispensary, Lenakel hospital

【本日の活動概要】
Tanna島の各医療施設の視察、Lenakel病院にて研修に必要な物資の確認をした。

タンナ島での2日目を迎えた。現地は雨季が始まったばかりとのことで、今日はやや雲が多いものの幸い雨が降ることはなかった。

昨日に引き続き本日もTafea州保健事務所長と共に、タンナ島の各医療施設(health center、dispensary(診療所)、Aidpost(応急処置所))の視察を行った。それらは火山島であるタンナ島の内陸にあり、舗装されていないでこぼこに荒れた道を果敢に走り、ようやくたどり着くという感じであった。いずれの施設も基本構造はエファテ島と同じであるが、サイクロンパムで破損したままの部分があったり、人手不足で正規のスタッフ数を満たせていないところが多いとのことだった。

その後昨日訪問したLenakel病院を再び訪問し、将来研修を行うにあたって必要になりそうな教室や物品について当機関の医師に確認した。

昼食はこれまで熱心に調査に同行してくれたTafea州保健事務所長とともに取り、タンナ島における2日間の調査から検討しうる医療スタッフもしくは住民に対する教育・研修内容について、意見交換を行った。 短い期間ではあったがエファテ島とタンナ島を両島を訪問出来たことは有益であった。この2つの島で得た情報を十分に吟味し、どちらでどのような方々にどのような研修を行うのが理想的か、さらにHuMA内で検討することになる。

タンナ島からの帰りのフライトは1時間遅れで無事ポートビラに到着。最後の夜となり、明日は午前中にバヌアツ看護学校、ビラ中央病院、シェファ州保健事務所と矢継ぎ早に訪問し、JICAバヌアツ支所に調査概要を報告した後、帰国の途に就くことになる。

ラナケル病院で再度ドクターと打ち合わせ元Dispensary、被災したところも目立つ。