活動日:2017年12月27日
活動場所:IOM本部
【本日の活動概要】
Health Sector MeetingやPWJとのミーティングに参加しました
10時からのHealth Sector Meetingに参加するために9時半にホテルを出て国際移住期間(IOM)本部へ。会議にはIOMをはじめWHO、国境なき医師団(MSF)、国際赤十字(IRC)など多くの団体が参加していました。報告の内容は、ジフテリアや水質調査、ワクチン接種等々と多岐にわたっており、12時半ごろまでかかりました。ジフテリアは減ってきており、約2,500人の患者数に対し死亡は27人で約1%であるとのことです。ただ、当初は目立たなかった偽膜形成を認める症例が増えてきており、46%となっているとのことです。ちなみにHuMA二次隊が診療所で見た範囲では、ジフテリアを疑わせる症例には出会っていません。
水質に関しては大腸菌の検出率は、井戸水で約30%、各家庭で約70%とのことで、これでも改善されてきているらしいです。
会議が終わった後も、各セクション同士で活発なやり取りが繰り広げられていました。 全部で70人くらいの参加者の中で、明らかに白人とわかる人は20人くらい、日本人はHuMA2名とピースウィンズ・ジャパン(PWJ)1名の3人だけでした。ダッカコミュニティ・ホスピタルトラスト(DCHT)からの参加者はおりませんでした。 フィールドでの支援活動も大切ですが、全体を見ることができるHealth Sector Meetingに参加することは非常に重要で貴重な機会であることを感じました。
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ヘルスクラスターミーティングに参加 | 会議後に発表者に質問するHuMA看護師 |