お知らせ

仮設住宅訪問と断水地域の現状 (09.29)

3日目、能登地震時に活動拠点としていた宝立小中学校の仮設住宅を訪問しました。

地震当時、HuMAが支援していた方々を訪ねました。入浴介助をしていた方は、「地震の後、元気になったと言われるの!」と、杖も使わず笑顔で迎えてくださいました。また、同じく入浴介助をしていた脳梗塞の男性を訪問しました。ペースメーカーを使用されているため、念のためIHからガスへの交換状況も確認しましたが、実施済みで安心しました。

その後は、前回の支援活動で訪問したお宅へ。震災時から断水が続く地域で、限られた水と支援を頼りになんとか生活を続けられていました。また、仮設住宅入居中のご夫婦を訪問。震災時は倒壊する危険があるご自宅で、ご主人は奥様の介護をされていました。現在は、訪問看護などを受けながら穏やかに過ごされているとのことでした。

午後は、断水地区の善野へ。孤立状態となり、飲料水が不足していたお宅に支援物資を届け、状況をサポート部会に報告しました。

太陽の下、歩き回って坂道を上り下りする中で、災害支援には体力も必要不可欠だと実感しました。そして、何よりも、笑顔で私たちを迎えてくださった被災者の方々の姿が、私たちの活動の大きな支えになっています。

 

能登地震被災者の方を再度訪問 自宅前の道路が寸断され、水の確保が困難に