お知らせ

病院支援 看護師の活動報告(4/22-24)

4月22-24日の活動報告です。HuMAの登録メンバーは、通常は病院やクリニックなどで自分の職場で働いています。そのため、長期休みを取るのは中々難しいため、医療従事者を入れ替わりで派遣しています。22日には看護師1名が帰路につき、新たに看護師1名が派遣されました。

新しく派遣された看護師は、循環器内科(CCU、HCU)病棟へ配属されました。初日は補完業務が中心で、清拭や食事介助、オムツ交換、ルート確保など、部屋もち看護師のサポートをしました。恵寿スタッフの皆さんは色々と優しく教えてくださり、支援に対して感謝のお言葉までいただきました。ここに到着するまでは、自分にできることがあるか不安でしたが、今日から6日間、できることは全力で頑張ろうと思いました。町はまだ倒壊している家屋が多くあり、自身も被災している中で、勤務するスタッフの皆さんを本当に尊敬します。

二日目は、昨日少し対応させていただいたため、主に心臓カテーテル検査の患者さんのバイタルサインや記録を担当することになりました。ペアの看護師の方々は、各々で循環器以外の白内障手術の患者さんや心不全の緊急入院患者さんの対応に忙殺されていましたが、私へのサポートも丁寧にしてくださいました。教科書なども、快く宿泊先に持ち帰って良いと貸し出してくださり、おかげで日々の勉強と業務がスムーズに行えています。また、連日同様に部屋割りに配慮してくださる師長やリーダー、他のスタッフの方々の心遣いには感謝しています。

三日目は、途中からですが病棟で、3人ペア+新人看護師さんとなりました。現在ローテーション研修中で、配属先への固定勤務開始は5月からだそうです。今年度は10名ほどが入職されているとのことで、震災があってもローテーション研修を実施するなど、新人教育に力を注いでいる病院だと感じました。そして、本日、病棟に来ていた2名の新人看護師は、能登出身だそうです。地元への愛情と、今後地域社会を支えていくという意欲を感じ、温かな気持ちに包まれました。