4月19-20日の活動報告です。4月19日に新たに一名のHuMA看護師が派遣されました。現在、入院患者は24名おり、人手不足のため疲労が溜まってきているのではと見受けられるスタッフも何人かおられました。
もう一名の看護師は、19日の17時から20日の9時まで夜勤を行いました。日勤帯と比べると、スタッフの方とゆっくりお話しする時間がありました。”震災直後にも支援の手が差し伸べられたが、受け入れ側の自分は、患者さんの移動や震災の衝撃もあって頼る余裕があまりなかった” と振り返っておられました。わざわざ来てくれたのに申し訳なかったとの思いがあるそうです。しかし、今は忙しい中にも気持ちにゆとりが出てきて、手伝いに来てくれることに本当に感謝しているし、また、こうして話も出来るようになったとのことでした。 この病棟では遅延性の意識障害の患者さんや、多くのケアや時間が必要な患者さんがいます。看護師自身や家族、そして職場も被災し、被害を受けた状況で、スタッフの看護師たちは本当に素晴らしい仕事をしていると思います。
午後からは和倉温泉に行きました。温泉は1つだけ、4月1日に再開しています。和倉は道路の液状化が激しかったです。傾いているホテルもありましたが、街全体的に前に向かってる印象でした。