避難所で巡回を行いました。腰を据えてスタッフがお声がけすると、遠慮して話せなかったことや倒壊した家の事など、堰を切った様に話し伝えて下さる事が多いように感じました。 午後、自宅避難者の方が診察に来られました。医師が穏やかに声かけを続けると、実はこの2ヶ月弱、全てのライフラインが遮断された家で生活している事が分かりました。その2時間後に珠洲市福祉課の方と自宅訪問し、明日、保健師チームに繋げられるよう調整しました。 少しの時間でも傾聴し寄り添うことの大切さを、再認識する事ができた日でした。