ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)との共同プロジェクトである災害救助犬プログラムが実施されました。我々の活動地域である宝立地区で、今回の震災初期段階で実際に活動した災害救助犬と触れ合えるイベントでした。雨天のため、小学校の体育館で行われました。小学生と避難者向けに、救助犬の説明が行われ、救助犬ロジャーくんとハンドラーさんが、どのように要救助者を探すのかを実演してくれました。小学生たちだけでなく、HuMA隊員もロジャーくんに興味津々です。
スタッフの方が「救助犬に1番大事なことは人を好きなこと」と仰っていたのが印象的でした。救助犬にとって人を探すことは、大好きな人を見つけるようなものだそうです。だから、人を嫌いになったらうまくいかなくなると聞いて、深く感動しました。お子さんを連れて参加してくださったお母さんから、「子どもが犬が好きで、飛び上がって喜ぶ姿を見て嬉しかった」とのお言葉を頂きました。
ご協力いただいたPWJ様、ありがとうございました。