
この度、JICA2016年度市民参加協力事業「ホップ!ステップ!!国際協力」に採択され、同調査費補助(一部自己資金)によりHuMA会員2名から成る調査チームをバヌアツ共和国に派遣することとなりました。
HuMAは昨年サイクロン・パムへの緊急医療支援をきっかけにバヌアツ共和国への中長期的な支援を検討して参りました。同国は医学部のない国であり、国内の医療保健はナースプラクティショナー(Nurse Practitioner)が担っている状況でした。HuMAの医療チームと協働したナースプラクティショナーは診断や創傷処置技術などに関心を示し、教育支援の必要性を感じました。そこでバヌアツのナースプラクティショナーを対象とした教育支援を、JICAの草の根技術協力事業資金で実施できないかと模索、検討を重ね、この度の調査チーム派遣に至った次第です。
HuMAとして初めての中長期支援を目指すことになりましたので、住民の方々に寄り添った支援につながる話し合いを現地の関係者としっかりとしてこられればと考えています。
<「ホップ!ステップ!!国際協力」事業報告会(2017年3月10日)>
JICA東京国際センターにて開催の「ホップ!ステップ!!国際協力」事業報告会に出席しました。バヌアツサイクロンパム被災者支援活動の経験、2016年9月にJICA採択を得て実施したバヌアツでの現地調査の結果、及びそれに基づく今後のバヌアツでの医療能力向上支援事業化構想などについて報告しました。

