昨年2013年に実施しましたフィリピン台風ハイエン被災者医療支援の効果を検証する目的で、医師2名、調整員2名の4名がフィリピンに滞在し評価活動を行います。 活動の骨子は以下のとおりです。
1. 目的
(1) 被災前から現時点までの現地保健医療状況の推移を把握
(2) 現地における今後の継続的支援のニーズを評価
(3) 今後のHuMA医療支援活動の改善に向けた提言
2. 調査期間および訪問地域
(1) 2014年5月18日~5月25日
(2) レイテ島メリダ町、オルモック市(Districtの中心)、タクロバン市(Regionの中心)、他
3.評価方法
(1)現地関係者へのインタビュ-、活動地の偵察
(2)現地行政機関が保有する保健衛生データの収集
(3)OECD-DAC Criteriaを活用した定性的、定量的評価
この派遣は2013年フィリピン被災者医療支援で「武田薬品工業 株式会社 従業員一同」の皆様より頂戴した寄付金を基に、HuMAがこの種のミッションでは初めて検証の為に派遣するものです。また武田薬品工業株式会社様および武田薬品労働組合様より頂いた寄付金の一部に付きましては「タケダ-HuMAフィリピン支援基金」と称して、今後のフィリピンでの災害に対する支援活動に有効活用して参りたいと考えております。
上記活動によって得られた結果および成果については6月の総会で発表予定です。 派遣メンバーに対する皆様の温かいご支援を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
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活動評価派遣隊 (May 18-25, 2014) 報告書