
2015年4月25日、ネパールでマグニチュード7.9の地震が発生しました。首都カトマンズでは全壊、半壊の建物が多く、余震が続いている地域の住民は家の外での生活を余儀なくされていました。地震発生直後からHuMAは情報収集と災害医療支援の準備を始めておりましたが、当時は80以上の外国の医療チームが現地に入り飽和状態でした。しかし今回のネパール地震における医療ニーズが収束するまでには長い時間が掛かることは明白であったので、HuMAは外国の医療チームが引き潮となる地震発生後1か月頃の亜急性期に医療チームの派遣が出来ないか、初動調査隊を現地カトマンズとその周辺地域に派遣しました。調査や現地機関との調整の結果、医療チームの派遣が決定しました。