第四次本隊 報告書
2013年12月25日・フィリピンレイテ島Merida町近郊のMacario村
【本日の活動概要】
以前HuMAが診療に来た海岸沿いのMacario村で、昨日に続きクリスマスパーティーを行いました。村に到着すると、屋外の広場に雨よけシートが張られ、多くの椅子が整然と並べられ、コンサート並みに豪華なサウンドシステムや、料理を配るコーナーとしてテントも設置され、素晴らしい会場設営ぶりに村人の高い期待が感じられました。幼児から中学生くらいの子供達150人ほどが集い、付き添いのお母さん方も含めれば全部で200人ほどでしょうか。ゲーム・食事・お絵描き・プレゼントくじ・お菓子配り・ダンス・歌、と進行しました。私たちの活動を手伝ってくれているHuMA現地スタッフも、通訳やら子供達の誘導やらに大活躍でした。朝からの雨もクリスマス会の時間だけは弱まり、天候による困難さをそれほど感じることなく進めることができました。昨日の教訓を活かしてケーキも忘れることなく配り、最後はギターを囲むように皆が自然に半円を作ってクリスマスソングを歌って2時間ほどの催しを無事に終えることができました。
終了後に会場に散らかったゴミをHuMAメンバーが拾っていたら、小さい子供たちが真似をして競うように集め始めてくれ、大変嬉しい光景でした。また帰り際には中学生の子供たちがこの思い出を携帯電話の写真に残そうと楽しげに次々とメンバーを囲む中、一人の老婦人が何も言わずに目に涙をためて抱きついてきてしばらく離れませんでした。一言も言葉を発しませんでしたが十分に気持ちが伝わってきました。
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| 子どもたちにツリーの飾りつけをしてもらう | パーティスタート！ |
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| HuMAサンタが見守っているよ | こんなにたくさんの人が集まってくれました |
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| さぁ食事の時間。手際よく給仕をするHuMA看護師 | この笑顔！高学年の子は列の最後に |
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| 運転手、助産師、村の住人、 みんなで力を合わせて盛り上げます | 美味しい食事に笑顔がこぼれる |
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| 久しぶりに食べるケーキにご満悦 | 奥の建物がMacario村のホール。 会場はバスケットコート |
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| 色紙にお絵かき･メッセージを描く時間。 描きたい人！はいはいは～い！ | 真剣にメッセージや絵をかく子どもたち |
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| お待ちかね、最後のプログラム。 HuMA医師 and 調整員 on stage |
本日もまた大勢の笑顔を見ることができました。このクリスマス会が終わればHuMAの医療支援活動もいよいよ撤収です。ラストスパートに向けて気合いが入ります。ホテル帰着後はそれぞれに報告書の作成、感謝状の作成、資器材であふれかえっている部屋の物品整理などに勤しみました。明日は今ミッション最後の診療活動日です。メリダ地区保健所のような存在であるRHUにて、休暇中のSolana医師の代わりに一般外来診療と投薬を行う予定です。
本日はクリスマス会や撤収作業の他に、調整員はNHKラジオ第一放送の収録に電話出演、という任務がありました。
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| ﾊﾟｰﾃｨｰの〆は、日本式に。 調整員による一本締め | また会いましょう。さようなら！ |