お知らせ

2015バヌアツ共和国サイクロンパム被災者医療支援 2015年4月13日

2015年4月13日・Efate島Port VilaおよびTanna島

【本日の活動概要】
Vila Central Hospital(VCH)でER診療を、またTanna島のLenakel Hospitalで支援を行った。寄付物品IEC Packageの準備をした。


昨日ほど天候は荒れなかったが、本日も曇り空がつづいた一日であった。チームを、Port VilaのVCH支援医療チーム、Port Vilaロジチーム、Tanna島チームと三つに分かれて活動した。

VCH支援チームの医師らは交代でVCHのER診療をサポートした。5日前に巡回診療で診察しその後洗浄を続けていた患者の創部が悪化したと、Paunangisu health centerの看護師が患者を連れて来院していた。また3日前にImereで診察しVCHに紹介した15歳の男の子も来院して処置をうけていた。紹介先の病院のサポートを現在行うことで、巡回診療で診察した患者の経過をみることが出来て良かった。

月曜の朝の病院待合はどこも同じ朝のミーティング風景

ロジチームは寄付のため印刷していた健康教育テキスト Information Education Communication(IEC)パッケージを印刷工場に取りに行った。 印刷会社のスタッフが徹夜で作業してくれたおかげで、無事予定通り1,000冊を受け取ることが出来た。

夜通しかけて作っていただき感謝IEC package完成!

Tanna島チームはLenakel Hospitalでの診療を行った。産婦人科疾患のニーズが高いとの情報で支援を依頼されたのだが、喜ぶべきことであるが患者数に関しては実際にはそれほどニーズはなかった。しかし支援にきていたアメリカ医師が先週で帰ったため、抜けた穴をうめるべく一般診療の支援を行い喜ばれた。Tanna島チームは明日Port Vilaに戻り三次隊全員が再び揃う予定。