2015年5月25日・ネパール連邦民主共和国 Sindhupalchok郡のRamcheおよびカトマンズ
【本日の活動概要】
RamcheのPrimary Health Centerで診療活動を行った。カトマンズではミーティング出席。
晴れ。連日雷雨に見舞われるかもしれないと言う予想は見事に裏切られ、昨夜から雨は一滴も降っていない。隊を二つに分け、Ramcheの診療チームとカトマンズのミーティングチームでそれぞれ活動した。
本日診療サイトには午後1時頃までの3時間に約80名もの患者来訪があり、受付から薬局までの流れに混乱があった。対策として番号札を使用する、処方をHuMAと現地薬局で分別処方するなどの工夫が必要である。
Kathmandu組はまず、朝10時からのHealth Cluster Meetingに参加。災害対策全般に関わる総論的議論が行われた。終了後UN担当者と話したが、どこの機関に対しても出来るだけ息の長い援助を要請しているとのことであった。昼食後市内の薬局で不足薬剤を購入した。探していた物品は全て見つかったのだが、店の前は道路を往来するMotor vehicleにより舞い上がる粉塵で視界がとれないくらいで、購入した薬品類も全てホコリだらけであった。
午後は同じ敷地内で外国医療チーム Foreign Medical Team(FMT) meetingに参加した。一次隊からの活動経過と今後の予定を報告した。また、ホテルから診療サイトまでの往復に危険な場所が多数あることを話したところ、チェックすべきウエブサイトを教えてくれた。比較的新しい情報が提供されているとのことであった。
明日は夕方Sindhupalchok郡 で活動中のFMTの会議に出席する予定。関東地方でも大きな揺れがあったようだが、当地でも未明にM5程度の余震があった。新たな被害は報告されていない。
![]() | カトマンズの薬局。品揃えは豊富で対応も良いがテーブルの上に物を置いていると1分もしないうちにザラザラになってしまうほどの土埃。路面の舗装は大きくひび割れて土がむき出しになっている。大気汚染が激しくスモッグと相まってマスクがないと辛い。 |