お知らせ

2015ネパール中部地震被災者医療支援 2015年5月21日

2015年5月21日・ネパール連邦民主共和国カトマンズ市街 Sindhupalchok地区のRamche

【本日の活動概要】
隊を二つに分け、Barhabise近くの Primary Health Center in Ramcheで診療活動、もう一チームはカトマンズのNational Health Care Research Council、日本大使館を訪問した。

本日はPrimary Health Center(PHC)サイトでの診療支援とカトマンズでの会議のため隊を二つに分けて活動した。

Ramcheチームの診療活動はスムーズに行われた。昨日までPHCの再建のために動いていた現地医師らが一段落したため合流し、本日は3人の現地医師と現地スタッフ、そして我々からは3人のメンバーが一緒に活動した。患者数は昨日より少なく60名程度であったが、その分PHC医師と親交を深めながら和やかに診療を進めることができた。

カトマンズチームは、先ず日本大使館を訪れ担当書記官に面会した。初動調査隊の綿密なコミュニケーションのおかげで、HuMAの活動内容はすでに日本大使館では把握されており理解を示して頂いた。くれぐれも事故のないように活動するようご指導頂いた。次にNational Health Care Research Councilで開催されたForeign Medical Team (FMT) meetingに参加し、HuMAの活動サイトや活動期間が間違いなく登録されていることを確認した。FMT meetingでは、各支援団体が個々のサイトの近くで起こっている問題を提示・共有し、周囲の支援団体間もしくはネパール政府と解決策を模索するような形で進められた。間接的にでも地域の建物やライフラインの回復に力を注ぐのであれば、こういった場でも正確なデータを示して情報発信をし続けることが我々にも出来る医療以外の活動であると認識した。

明日は朝から一日PHCで活動したのち、すでに日本を発った二次隊メンバーと合流予定。

Ramcheの診療活動の様子
カトマンズチーム。会議に参加。