活動報告

ミャンマー・サイクロン被災者支援最終メンバー帰国報告

このたびの、HuMAミャンマー・サイクロン被災者支援におきましては、皆々様のご協力の元、無事に2月5日に終了となりました。資金提供してくださったJPF様、寄付をしてくださった企業や個人の皆様、UNICEFの國井先生・安井先生、JICAの中村先生、IOMのRoseさんや他スタッフの皆様、ミャンマー社会福祉省、そして、Metta Yaysinのトントンさん、8月からずっとHuMAヤンゴンオフィスで私たちを支えてくれたティンティンさん、本当にありがとうございました。

詳しい報告書は後日HPに掲載予定です。まずは、最終派遣メンバーの帰国(間近・後)の声まで
松下ロジ 皆様

4日間のモラミンジャン周辺でのミッションも無事終了し
先ほどヤンゴンに戻りました。4人とも、皆元気です!
KCCP村ではとても立派な診療所が完成し、井戸も
訪れた3つの村でとても喜ばれていました。
まだまだ需要があることも実感しました。
池内先生が水質検査の簡単なキットでテストを行い
メッタヤイシンに結果とキットを渡しました。詳しくは先生より
のちほど。トントンさんはとても喜んでいました。
IOMのモバイルクリニックも訪れることができ
とても内容の濃い4日間でした。
今日はこれからJICA訪問、明日IOMを訪問し、ミッション終了です。
明日夕方のフライトで帰国します。

松下
鵜飼HuMA理事長

みなさま
今朝、松下朋子、池内龍太郎、鵜飼卓、大江伸一郎(兵庫県防災局)
の4名、無事ミャンマーから帰国いたしました。

社会福祉省、IOM、ユニセフ(国井・安田)、JICA、Metta Yaysin、
モラミンジャンのTownship Medical Officer、若手の地元医師や
ナースなど多数の方々と面談意見交換し、チョエチャンチャンピア村に
完成したsub rural health centerと井戸の竣工引渡し式を行い、
メザリ村とカンカオ村で井戸の完成式、また子どもに鉛筆をお土産に渡し
ユザナ村では(保健センターはテントの仮のもの)村人達の惨状を聞き、
さらにIOMのmobileチームに同行させてもらってティヤリ村の人々の
生活と健康状態を見てきました。
かなりハードではありましたが充実した9日間のミャンマー訪問の旅を
無事終えることができました。添付した写真は井戸ができたメザリ村で
大歓迎の子ども達に囲まれているHuMAメンバーです。

一応、HuMAとしてのサイクロンナルギス災害緊急~亜急性期の支援
プロジェクトはこれにて終了と致します。皆様の善意は確実に村人たちに
届きました。
これまでに関わってくださったみなさま、ご寄付を頂いた皆様、Thin Thin
さん、Ton Tonさんはじめのミャンマーの方々の誠実な対応、IOM
の仲介に改めて感謝致します。今月末を目途にIOMから会計報告の
詳細が届く予定です。HuMAとしてのミッションは終了ですが、現地は
まだ想像を超える苦難の生活のようです。

これからの兵庫県の義捐金の使途についてもある方向性が見えてきました。
また、HuMAのミッションをこえてのことになりましたが、今回派遣された4名の
ポケットマネーでユザナの村に井戸を1基寄贈させていただくことにしました。
今月中には深井戸ができると思います。

以上 ご報告です。     鵜飼 卓