ラオスには病院が少ししかありません。そのため病院はいつもとても混雑しており、距離的にも、簡単にはアクセスできません。自分や家族が怪我や病気になったとき、自分でできることは自分で対処しなければならないこともあります。それができなければ、命にかかわることもあります。 ラオス版「学童保育」とも言うべきChildrens’ Culture Center(CCC)を利用している子供の中には、両親がいない子供たちだけで時間を過ごさなければならないことがあります。そんなCCCを利用する子供たちに、命を守る緊急の救命処置、すなわちファーストエイドを伝える講習会を開催します。
2018ラオスの子どもたちにファーストエイド講習会を
報告書
活動日:2018年10月6日
活動場所:ラオス ルアンパルバン Childrens’ Culture Center(CCC)
【本日の活動概要】
First Aid Training Courseを開催した。
汚れた傷を負ってしまったときにはどう対応すればいいのか、万が一骨折してしまったら?、熱中症の予防にはどんな飲み物を作ればよいのか、男の子と女の子の体と心を守るための関係作りなどについて、劇や実習をまじえながらお伝えしました。身の回りにあるものやふだんから手に入るものを使って、実際にやってみることで、記憶に残り、いつか困ったときに思い出してもらえるようにと願いを込めて準備しました。
センター長の先生が通訳をしてくださり、年長の子は小さい子たちをうまく誘導してくれたり、小さい子たちもござを運んで用意してくれたり、感謝に堪えませんでした。先生方も身を乗り出して聞いてくれ、ほかの学校などでも講習会をしてほしい、という嬉しいリクエストをいただきました。
動画を掲載しています!
- 「創傷処置」 講義の様子
- 「創傷処置」 実習の様子
- 「骨折の応急処置」 寸劇の様子
- 「骨折の応急処置」 講義の様子
- 「骨折の応急処置」 実習の様子
- 「熱中症の予防と治療」 講義の様子
- 「経口補水液の作成」 実習の様子
- 「女性の健康」 寸劇の様子
- 「女性の健康1」 講義の様子
- 「女性の健康2」 講義の様子