施設では年に一度の入居者の健康診断が行われました。レントゲン撮影をスムーズに進めるため、HuMA看護師たちは入居者の移動や着替えのお手伝いをしました。夜勤の職員の方々が事前に準備をしてくださっていたおかげで、検査は円滑に進みました。午前中の後半は食事介助を行いました。
本日はHuMA看護師1名が活動を終了し、自宅へ向かいます。お見送りをしてくださった介護士長さんが、お疲れの中、『皆さん、まるで自分の職場のようにしてくれて本当にありがとうございました』と温かいお言葉を掛けてくださいました。そして午後は、残った看護師でいつも通り約20名の入浴介助を行いました。
談話室には、色鮮やかな油絵が華を添えています。入所者の方のお話では、この絵は昔の宝立地区で「てんま」という手漕ぎの釣り船で漁をしていた頃の風景を描いたものだそうです。網を使わず、魚にも優しい漁法で獲れた魚は格別な味、と話してくださいました。入居者の皆様から様々なお話を伺うたびに、この施設が温かい雰囲気に包まれていることを実感します。本格的な寒さがやってくるこの季節、インフルエンザの蔓延なども心配ですが、引き続き皆様が安心して穏やかな日々を過ごせるよう尽力してまいります。