お知らせ

豪雨災害と地域コミュニティ、そして高齢者の方々への支援 (10.08)

昨夜の雨は勢いを増し、今朝も降り続いています。冷え込みも厳しく、洗濯物はなかなか乾かず、長袖が手放せない日々が続いています。

施設に到着し、入居者の方をお風呂に連れていく途中、折り紙が趣味だという方が、新聞紙で折った立方体をプレゼントしてくれました。地震でできた段差を恐る恐る歩くその姿に、一抹の不安を感じながらも、温かい心遣いに心が温まりました。

お風呂場では、1月の地震の際にHuMAが支援していた避難所に避難していた方と再会しました。「段ボールベッドを作ってくれたりしましたよね」と覚えていて声をかけてくださいました。当時、共に過ごした他の避難者の方々と集まって近況報告などを行っているそうです。災害という困難な状況下で、人々は互いを支え合い、新たな絆を築いていることを知り、嬉しく思いました。

夕方には支援団体が集まり、それぞれの活動報告を行います。在宅避難中の高齢者の方々も、生活に困難を抱えています。特に、高齢で一人暮らしの方や、身体に障害のある方は、避難所への移動もままならない状況です。ご家族に連絡を取り、状況を確認していく必要があります。心のケアが必要と思われる方も多くおられます。

災害ボランティアも活発に行われていますが、水害による泥の処理など、まだまだ多くの課題が残されています。特に、高齢者が一人で暮らす家屋は、どのように片付ければいいのか分からず、依頼が進んでいない状況です。

明日は、支援している施設で会議があり、人員が不足するため、できる限りの介護支援を行いたいと考えています。