HuMAは恵寿総合病院スタッフの方々の負担が少しでも軽減できることを願って、3月以降も病院で支援を続けています。看護師は外来・病棟の業務を行います。
派遣看護師は、病棟で、バイタルサインのチェック、輸液ルートの確保の介助、内服、食事介助など多岐にわたる業務を行いました。また介護老人保健施設では、入所者と座位での体操やパズルなどを一緒に行いました。ケアの合間に、支援当日から一緒に働いている看護師さんたちとお話をする時間も少しずつ取れてきました。
災害発生当時は、ライフラインが停止していたり道路が遮断されていたため職場に行くことが出来ず、罪悪感を抱えておられたそうです。仕事に出てこられるようになっても、入所者様に寄り添う時間や余裕がなく十分な看護ができなかったことを悔やんでいたとのことでした。また自宅の片付けやお風呂に入れない日々も続き、様々な想いを抱えておられました。
そんな中、HuMA看護師が駆け付けた訳ですが、病院スタッフの身体の負担は全く違うし、応援が励みになる、とのお言葉を頂きました。災害時の支援は避難所や救護所での被災者への支援だけでなく、被災地内の支援者を支援することがとても重要なことだと再認識させられました。