避難所には元々介護が必要な方もおります。HuMAはこれまで入浴介助を行ってきましたが、避難者の方が安全かつ快適に健康的に過ごせるような視点で活動している看護師たちが、自衛隊と日本災害リハビリテーション支援協会(JRAT)と連携し、自衛隊の風呂の浴槽のまたぎをしやすくする方法を共に検討しました。
HuMAから始まったお風呂の手すり設置の提案でしたが、正式にJRATの環境調整が入るとし、その旨を自衛隊に説明しました。自衛隊風呂は元々、自衛隊員のように機敏に動く人たちのためのものなので、手すりなどは設置されていませんでした。自衛隊の方々も、「安心できる」「助かります」と避難者のために喜んでくれました。
JRATとの専門家による機能向上に関する連携がうまくいったケースではないでしょうか。今後は、避難者の方々に手すりの効果についてのフィードバックを得たいと考えています。
男女浴室の手すり設置についてJRATと自衛隊と | 手すり設置完了! |